分校での授業風景
テレビニュースでたまに分校で学ぶ子供たち、なんて1コーナーを使って放送している事もありますが、実際現場にいたものの視点で振り返ってみます。
1学年1人ずつで3人いました。複式学級と言って6年生の私と、4年生の下級生が同時に一人の先生から習っていました。
片方が授業していると、もう一人はプリントの問題を解く。切りの良い所でそれが反対になるという授業でした。
先生は大変だったろうと思いますが、受けている本人にとっては特に違和感のない授業でした。
たまーに、下級生が先生の問いに答えられなくて、「じゃ、先輩に聞いてみよう」なんて問題をふられたりすることもありました。
はっきり言って私は勉強が嫌いでしたから、下級生の問題も自信を持って答える事ができなかった(^^;)まちがった時の恥ずかしさはたまらんかった(´・ω・`)
でもまあ、ほぼ先生と生徒の1対1の授業なので、成績は悪くなかったです。そりゃあ、生徒が1人しかいないもんだから、その一人が授業を理解できなかったら進まないわけで、わかるまで教えるしかなかったもんね。
同級生がいなかったから自分がどの程度勉強できるのか比較できなかったし、勉強に対してのモチベーションも上がらなかった。
そこが欠点だったかなぁ。
町の学校に通っていたらもっと賢くなっていたかな。どっちにしろ大したことなかったろうな。きっと。
一人でなんでもやらなくてはならない。それが当たり前の環境でした。だからいまだにチームプレイが苦手です(^^;)一人でやったほうが早いとか、一人で出来るよとか言いがちです(^^;)
勉強は少人数で習うほうが効率よく学習できるけれど、みんなで協力して目的を達成する能力は育ちづらいっていう実証結果ですかね(^^;)
この教訓は子育てに反映できるかな?